漫画・脚本

佐藤秀峰のnoteの内容まとめ!使用料200万や海猿の原作者が現れた意味も

現在再放送や配信サービスで観ることができなくなった海猿の原作者、佐藤秀峰さん。

そんな佐藤秀峰さんが当時の思いやどのような経緯で海猿を手放したのかについて語られたnoteの内容が話題となっていますね。

今回は

  • 佐藤秀峰のnoteの内容まとめ!
  • 使用料200万円?
  • 「海猿の原作者が現れました」の意味

について調査します。

佐藤秀峰のnoteの内容まとめ!

海猿

当時ドラマ化や映画化でヒットしていた海猿。

そんな海猿の水面下で一体何が起きていたのか、海猿の原作者である佐藤秀峰さんが記したnoteのタイトル『死ぬほど嫌でした』の内容についてご紹介します。

  1. 契約書の「都度漫画家に報告し許諾を取ること」は守られない
  2. 原作使用料
  3. 作品が自分の手から奪われていく感覚
  4. 「海猿」の原作者が現れた
  5. テレビや配信で海猿を観ることはもう生涯できない
  6. 多くの批判

① 契約書の「都度漫画家に報告し許諾を取ること」は守られない

佐藤秀峰さんのnoteの内容1つ目は

契約書の「都度漫画家に報告し許諾を取ること」は守られない

です。

漫画家は通常、出版社との間に『著作権管理委託契約』というものを締結しているそうです。

出版社は作品の運用を独占的に委託されているという論理で動いていましたが、すでに企画が進んでいることを理由に、映像化の契約書に判を押すことを要求されたそうです。

原作者の知らない所で海猿の企画の話が進み、判を押すしかなかったようですね。

契約書には都度都度、漫画家に報告し許諾を取ることが書かれていました。が、それは守られませんでした。
すでに企画が進んでいることを理由に、映像化の契約書に判を押すことを要求されました。

佐藤秀峰さんのnoteより引用

SNSの声

スマホ SNS 噂

自分の著作者としての経験すべてで共通していたのは、書籍が店頭に並んだ後で出版契約書が届いて、そこでようやく契約内容を知った。がっかりすることがあっても押印するしかない。

あの契約書(の雛形)は、まさにそんな感じだったよなぁ…

セクシー田中さん、に始まったことじゃないんだ・・

契約書の「都度漫画家に報告し許諾を取ること」は守られないというのは驚きですね。契約書にはあまり効力がないようです。

② 原作使用料は200万円

佐藤秀峰さんのnoteの内容2つ目は

原作使用料

です。

あれほどドラマや映画でヒットしていた海猿ですが、原作者に支払われた原作使用料は200万円弱だったそうです。

さらに使用料の交渉をしないとそのままの金額のようです。

原作使用料は確か200万円弱でした。

佐藤秀峰さんのnoteより引用

SNSの声

スマホ SNS 噂

必死でキャラや話を作り心血注いだ作品を好き放題されて口出し一つ許されないのに使用料200万ぽっちで判を強要されるだけなんて…

原作使用料が安すぎ

原作使用料が200万程度(クソ安くない?)

海猿はとてもヒットし、その後何度も映画化されましたが、その原作の使用料が200万円弱という金額に驚きですね。

③ 作品が自分の手から奪われていく感覚

佐藤秀峰さんのnoteの内容3つ目は

作品が自分の手から奪われていく感覚

です。

佐藤秀峰さんは、「漫画と映像は全くの別物である」と考えないと心が壊れてしまうと思われたそうです。

佐藤秀峰さんは、海猿は映画がDVD化されてから観たそうですが「クソ映画」だったと感じたそうです。

作品が自分の手から奪われていく感覚がありました。「漫画と映像は全くの別物である」と考えました。そうしないと心が壊れてしまいます。

佐藤秀峰さんのnoteより引用

佐藤秀峰さんが本当に描きたかったこととは全く違ったものが映画化されたようですね。

SNSの声

スマホ SNS 噂

” この凄惨な原作者の心を無視して「作者改変肯定」と決めつけ二次創作に耽るのは如何なものか。

佐藤秀峰さんが原作者で生みの親です。

しかし映像化されるたび作品が奪われる感覚だったようです。

④ 「海猿」の原作者が現れた

海猿

佐藤秀峰さんのnoteの内容4つ目は

「海猿」の原作者が現れた

です。

海猿の原作者は佐藤秀峰さんですが、映画化するにあたって、原作者は他に何人も現れたそうです。

佐藤秀峰さんの言い分をまとめるとこちらです。

佐藤秀峰さんnote

  • 原作者は何人かいた
  • 海猿の原作者を名乗る人物が現れた
  • 「映画次回作の脚本はオレが書く」と発言
  • 海猿の原作者を名乗る人物は、取材に協力していた
  • 海猿の原作者を名乗る人物は、漫画の関係者だった

「海猿」の原作者が現れました。「海猿」の原作者は僕なので、どういうことか分からないかもしれません。とにかく海猿の原作者を名乗る人物が現れ、「映画次回作の脚本はオレが書く」と言い出したのです。

佐藤秀峰さんのnoteより引用

取材に協力したり、語ったエピソードが漫画にちょっとでも登場すると自分が原作者だと思い込んでしまうようです。
そんな感じで「海猿」の原作者を名乗る人物は何人かいました。この場合、その人物が実際に漫画の関係者ではあったので話がややこしくなりました。

佐藤秀峰さんのnoteより引用

SNSの声

スマホ SNS 噂

海猿の原作者を名乗る人物は何人かいました。 むちゃくちゃすぎない?映像業界。 あまりにも常識がなさすぎる。宇宙人かよ。

ホラーすぎる

海猿の原作者が現れました」の所は何度読み返しても理解できないし怖すぎる。

SNSでは、原作者の前に原作者が突然現れ原作者と名乗ることが恐怖だという声が聞こえてきました。

『原作者』ではなく、『原案者』

第四管区海上保安本部より引用

佐藤秀峰さんのnoteでは、原作者と表現されていましたが、

実際は『原案者』

という表記をされていました。

佐藤秀峰さんは漫画『海猿』の作者ですが、映画に関することは『原案者』がインタビューに応えていたようですね。

⑤ テレビや配信で海猿を観ることはもう生涯できない

佐藤秀峰さんのnoteの内容5つ目は

テレビや配信で海猿を観ることはもう生涯できない

です。

「もう無理だな」という言葉が頭に浮かびました。そして、契約更新の時期がやってきて、僕はNOの答えを提出しました。こうして映画「海猿」はテレビやネットから消えました。

佐藤秀峰さんのnoteより引用

⑥ 多くの批判

スマホ SNS 噂

佐藤秀峰さんのnoteの内容6つ目は

多くの批判

です。

佐藤秀峰さんが契約を更新しなかったことで、海猿のテレビでの再放送や、配信サービスを受けられなくなってしまいました。

そのため、佐藤秀峰さんのもとに非難が集中してしまったそうです。

「〇ね」「売ってもらったクセに思い上がるな!海猿はファンのものであってお前のものじゃない!」

佐藤秀峰さんのnoteより引用

SNSの声

スマホ SNS 噂

脚本家やテレビ局を批判している人に出版社側の問題にも気づいて欲しい。原作者の先生方が安心して執筆できる世界になってほしい。

多くの批判を受けた件(くだり)は、ちょっと「セクシー田中さん」の事件に通じるものを感じます。

一連の映画化、ドラマ化を巡っては脚本家やテレビ局だけでなく、出版社側にも問題提起が必要のようですね。

まとめ/佐藤秀峰のnoteの内容まとめ!

今回は佐藤秀峰さんのnoteの内容についてご紹介しました。

漫画家さんにとって漫画が映画化されるということは名誉なことだと思っていましたが、こんなにも心をすり減らす思いで映画化、ドラマ化されていたことが分かりましたね。

今度、テレビ局側、脚本家、出版社側が原作者に対してリスペクトされ、現状が改善されることを願いたいです。

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